フランキンセンスの精油にまつわる様々な話を紹介しているこちらの動画。歴史好きなので、かなり興味深かったです。こういう面白い情報を知ることができると精油を使うのがもっと楽しくなるな~と思いました。
20年近くアロマテラピーの講師をされている魔女さん。多分関西の方?なのかハキハキとした語り口が個人的にすごく聞きやすくて、別動画のエジプト紀行の動画も面白かったです。
以下 動画の内容まとめ
アロマテラピーという言葉が日本に入ってきたのは1985年くらい
フランキンセンスを使ったアロマクラフト作りについて(3:16~6:58)
フランキンセンスの歴史的な逸話を紹介
この世の救い主であるイエス・キリストが生まれた時、夜空に星が光る。東の方にいた三人の賢者がキリスト誕生をお祝いするために、黄金・乳香・没薬を贈り物として持って行った。この乳香がフランキンセンスのことである。
紀元前3000年頃の古代エジプトでは、ファラオや神官が絶大なる権力を持っていて、香料をふんだんに使用していた。ツタンカーメンのお墓の中には香壺があり、その中からフランキンセンスの香りが漂ってきた。(諸説あり:ベチバーや動物性の香料などブレンドされていたという話もある)
旧約聖書に出てくるシバの女王(この人物が実在したかどうかは不明)
ソロモン王を訪ねる時に贈り物としてフランキンセンスを大量に持って行った。この時、フランキンセンスは金銀財宝と同じくらいの価値があった。シバの国は現在のイエメン辺りで、そこは大量に生産されてきた場所である。
フランキンセンスの香りが大好きだったアレクサンドロスに、家庭教師のアリストテレスが「フランキンセンスが採れるところを征服すればいつでも香りを嗅げるよ」と言ったとか言わないとか(笑)
ローマ帝国のネロ皇帝
妻の葬儀にフランキンセンスを大量に使ったと言われている。
~フランキンセンスの効能について~
・鎮静作用
・空気清浄作用
・慢性気管支炎や喘息などの症状緩和
・細胞成長促進作用