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エジプトの歴史 古代エジプト史

フランキンセンス精油について調べていた時にエジプトについて少し触れてからというもの、最近はエジプト史や考古学に惹かれています。

 

【エジプトの歴史】古代から現代までをわかりやすく解説!

ゼロからわかるエジプト史  教養としての世界史ch

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紀元前5500年頃

エジプトで人類が農耕や牧畜などの文化を持ち始める

ナイル川の氾濫によってエジプトの地に豊富な養分をもたらす

デルタ地帯を下エジプト、南部を上エジプトと呼ぶ

ノモスと呼ばれる小さな国家のようなものが多数存在

 

紀元前3000年頃

ナルメル王が上エジプトと下エジプトを統一

それから3000年ほど古代エジプト王朝が続く

初期王朝時代

古王国時代

中王国時代

新王国時代

末期王朝時代

ファラオ(王)が国家の秩序を保つ

初期王朝時代の中心はメンフィス

 

紀元前2700年頃

巨大なピラミッドが建設される古王国時代が始まる

ジェセル王が階段ピラミッドを建設 

スネフェル王が屈折ピラミッドを建設、その後完全な四角推のピラミッド(真正ピラミッド)を完成させる

スネフェル王は太陽神ラーの化身として絶大な権力を得る

クフ王はギザにピラミッドを建設

メンカウラー王カフラー王クフ王によるギザの3大ピラミッド

スフィンクス建設

地方豪族の力が強大化、エジプトの統治システムが崩壊

エジプトは分裂、古王国時代は終了する

 

紀元前2000年頃

メンチュヘテプ2世がエジプトを再統一し中王国時代が始まる

テーベを中心として王朝を築く

アメンエムハト1世の時代に中心都市がテーベからイチタウイに移る

 

紀元前1990年頃

ピラミッドの建設は続く

強力な中央集権

中王国時代末期になるとナイル川が氾濫しなくなり、農作物が育たなくなる

王朝の経済が悪化し、中央集権が崩壊

 

紀元前1800年

異民族、ヒクソスの侵入も受ける

経済と政治の悪化

 

紀元前1700年頃

中王国時代が終了

複数の国家が並立

エジプトの国家はヒクソスを追い出すために戦う

 

紀元前1500年頃

テーベを中心都市とした新王国時代が始まる

経済力が高く領土も拡大していく

国家神アメンが崇められる

歴代のファラオたちはアメン神殿を建設し保護し多額の寄付を集める

アメン神官団が政治的な力を持ち始める

 

紀元前1300年頃

アメンホテプ4世は即位した当初からアメンではなくアテンを信仰していたため、アテンを新たな国家神に位置付ける

他の神々を認めなかった→アマルナ宗教改革が始まる

テル=エル=アマルナを中心都市にする

アメンホテプ4世はアクエンアテンに改名

この改革はエジプトに多大な悪影響を与える

ツタンカーテンの時代にアマルナ宗教改革で迫害されていた神々が復興されていく

ツタンカーテンも名前に中にアテンが入っていたため、ツタンカーメンに改名

アマルナ宗教改革は終了

 

西アジアにはヒッタイトと呼ばれる国家が存在

エジプトとヒッタイトは領土を巡って度々対立

ラムセス2世の時代には両者の戦いは激化

カデシュの戦い

 

紀元前1250年頃

メソポタミアで巨大な国家、アッシリアが現れる

アッシリアを恐れたエジプトとヒッタイトは、記録で確認できる中で世界最古の和平同盟を結ぶ

海の民がエジプトとヒッタイトに侵攻 ヒッタイト滅亡

エジプト社会が混乱

上エジプトと下エジプトに分裂し、新王国時代は終了

 

紀元前1000年頃

アッシリアがエジプトに侵攻→支配下に置かれる

 

紀元前600年頃

プサメテク1世がエジプト全土を統一し、末期王朝時代が始まる

メソポタミアではアッシリアに代わって新バビロニアが強大化

西アジアではアケメネス朝ペルシアが台頭

現在のトルコにあたるところではリディアが勢力を拡大

エジプト、新バビロニア、リディアはアケメネス朝ペルシアに対抗するため同盟を結ぶ

アケメネス朝ペルシアによって新バビロニアとリディアはすぐに滅亡

 

紀元前500年頃

アケメネス朝ペルシアによってエジプトが滅ぼされる

以降、エジプトはアケメネス朝ペルシアの行政区の1つになる

エジプトの人々は何度も反乱を起こす

 

紀元前350年頃

バルカン半島マケドニアアレクサンドロス大王が登場

 

紀元前330年頃

紀元前334年にアレクサンドロス大王は東方遠征を開始

アケメネス朝との戦闘を繰り広げる

紀元前332年にシリア支配下に置き、エジプトにも侵攻

エジプトの人々は、アケメネス朝から自分たちを解放してくれる救世主としてアレクサンドロス大王を迎える

アレクサンドロス大王はエジプトの王となる

新たな都、アレクサンドリアを建設

紀元前330年にアレクサンドロス大王がアケメネス朝ペルシアを滅亡させる

その後、アレクサンドロス大王はバビロンで病死

領土は後継者によって3つに分割される

アンティゴノス朝マケドニアセレウコス朝シリア、プトレマイオス朝エジプトが誕生

 

紀元前100年頃

地中海世界ではローマが急速に領土を拡大

ローマ帝国が、プトレマイオス朝を影響下に置く

 

紀元前80年頃

プトレマイオス12世がローマを後ろ盾としてファラオになる

 

紀元前50年頃

その後、クレオパトラプトレマイオス13世がエジプトを統治→両者は次第に対立

ローマでも内紛が起き、ポンペイウスカエサルが対立

プトレマイオス13世はカエサルに気に入られるために刺客を送ってポンペイウスを暗殺

カエサルは逆に激怒

クレオパトラカエサルと手を組み、プトレマイオス13世は死亡

カエサル暗殺

ローマで実力をつけていたアントニウスと手を組む

ローマのオクタウィアヌスと対立したアントニウスは紀元前31年にアクティウムの海戦で敗れる

アントニウスは自殺、それを追ってクレオパトラも自殺

オクタウィアヌスによってプトレマイオス朝エジプトは滅ぼされ、ローマ帝国支配下に置かれる

 

1世紀

キリスト教パレスチナで誕生

 

4世紀

キリスト教ローマ帝国の国教となり、エジプトの伝統的な文化は迫害される

古代エジプトの文化がなくなっていく

4世紀末にローマは東西に分裂西ローマ帝国東ローマ帝国